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ディレクター込山正徳の個人的ぼやき


by papanamida

ウチの自動車革命

「愛車」というほど車を愛していないのだが、私の所有車におめでたいことが起きた。
4年前に中古車で購入したトヨタのミニバンが、先週、走行距離十万キロを超えたのだ。
ちょっと嬉しくて、十万キロの瞬間、路肩に車を止めてデジカメで撮影してしまったよ。

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買った時は38000キロだったので、4年間に62000キロ走った。
一日あたり、平均42キロ走った計算になる。ガソリンにして5リットル。約600円。うーん、結構多いね。

車は故障も無く、益々調子いい。なぜかカーナビが一度故障して4万円くらいかかったが。
トヨタのセールスマンは車検の時「どうですか、そろそろ買い替えは?」と言ってくる。
私は「サスガ、トヨタだねえ、あと10年はこの車乗れるねえ。」と答えている。
セールスマンは苦笑。

20歳代の頃は車のCMなどを見ると、「かっこいいなあ、ほしいなあ」などと
消費意欲をそそられていたものだが、最近は全く、そうゆう気持ちにならない。
まして、新車を買うという気は起こらない。
傷つけられたり汚れたりすることに気を揉むことが面倒だし、魅力的な車が見当たらない。
というより早い話、お金が無い。

世の中の男性にとっても「車への憧れ」がどんどん薄れていっていると思う。特に若者に顕著だ。
デートするのに車は必需品ではなくなったし、
車の維持費を払えるには、それなりの収入がないと無理だろう。

お金が無い若者たちは、ドライブにも行かなくなり、居酒屋で飲むこともせず、
ただただ部屋に閉じこもって、ゲームと格闘しているような感じだ。あーーなんか情けないなあ。
若者に活力が無ければ、産業も衰退し経済も潤わない。

フェアレディZ
やスカイラインをぶっ飛ばしているオジサンをしばしば見かける。
今、スポーツカーに乗っている運転手を見ると、案外年取った人が多い。
今の若者に「フェアレディZって知っている?」って訊ねても半分以上知らないんじゃないだろうか。

自動車会社にとって、厳しい時代になってしまったなあ。
by papanamida | 2009-10-31 02:36