人気ブログランキング | 話題のタグを見る

ディレクター込山正徳の個人的ぼやき


by papanamida

懐かしい職場。

昨日は、同窓会に出席した。同窓会といっても学校のそれではない。
私は30歳代のころ、フジテレビの企画制作部という部署に契約ディレクターとして7年間在籍していた。
まだそのころは、フジテレビは、お台場ではない。新宿の河田町。
その「企画制作部」の同窓会だった。会場には懐かしい方たちの顔がいっぱいで、18年前にタイムスリップ。

その部署が立ち上げた番組は、
「今夜は!好奇心」「感動エクスプレス」「ワーズワースの庭」「初恋談義」
「ウゴウゴルーガ」「ムツゴロウ」「ザ・ノンフィクション」などなど。
その当時のスタッフや上司が集まったのだ。

私は30歳代、ガサツだが、やる気満々のディレクター、いろいろな番組に関わらせてもらった。
自由な雰囲気の部署で、自由に番組作りをさせてくれた。今思うととってもありがたい。

当時のスタッフや上司たちは、みんなビックリするほど、偉くなってしまった。
その中今も、仕事を一緒にする方たちがいる。というか、私が仕事を頂いている。
「同じ釜の飯」を食べた方たちだから、気心が知れている。ありがたい。
人と人のつながりの大切さを感じる。
この企画制作部時代が、なければ、今のようにテレビ制作の仕事が出来ていないと思う。

話し変わって・・・。
一昨日、「NHKスペシャル 徹底討論 どうする原発」を見た。
画期的だったのは、元原発設計者・後藤政志さんと、
新エネルギーを提唱する飯田哲也さんが、脱原発の立場で出演していたことだ。
以下、後藤さんのコメント。こんなことを言っていた。

後藤さん
「原発の被害はものすごく大きい。事故が起これば、京都や奈良に人間が立ち入れなくなる可能性すらある。
 そうでなくても、各地にある生活基盤や文化を消滅させる。風力発電は洋上でいくらでもできる。
 原発は人間の技術では管理不能。だからやめるしかない。
 放置すればメルトダウンするし、冷やそうとして水をかければ水素爆発する。」

原発推進派の 奈良林直さんも出演。この人は原子力安全委員会専門委員だという。
奈良林さんは、日本(経済)をジャンボジェット機に例え、
「原発という55基すべてのエンジンが止まったら、ジェット機が失速して大きなリスクに晒される」と発言。

この例え話はおかしい。
まず、そもそもエンジンを爆発させたのは、あんたたちでしょ。
ほかのエンジンも爆発するかもしれない、という恐れがあるのに、なぜ安易に経済活動と結びつけるのだろうか。
こんな人と「原発心中」したくないなあ。
それにしても原発は再稼動するのだろうか? 読めないなあ。
どうせなら、原発を全部停めてみて、問題ないかどうか、やてみたらいいのに。

下のをポチッと押して下さい。

にほんブログ村にほんブログ村 その他日記ブログ 愚痴・ぼやきへ
にほんブログ村
にほんブログ村 テレビブログ プロデューサー・ディレクターへ

by papanamida | 2011-07-11 09:01