うどん屋タケちゃんと美人妻。
2010年 10月 23日
目的は、四年前に 「されど、うどん」 という番組で密着した、うどん修行の若者 タケちゃん が、
ようやく店をオープンさせ、それを取材しに行ったのですよ。
といっても、番組化なるかどうかは未定なのですけれど。おめでたいことですから、お邪魔しに行ったのですよ。
場所は、京都から1時間半車を飛ばしてたどり着く、綾部 という小さな町。
そのまた奥の奥に、志賀郷 という集落があります。
米農家が点在する過疎化の進む山村、タケちゃんの生まれ故郷です。
そんな人口の少ない場所にわざわざうどん屋を開いたのですよ。
「うまいうどんを出せばみんなきっと来てくれる。
そうすれば、こうゆう田舎が元気になる」
とタケちゃんは言います。
店の屋号は 「竹松うどん」。 最近結婚した奥さんの苗字と合体させたそうです。
これがまた、なかなかの美人の女将、妙さん。タケちゃんは幸せの絶頂でしょ。
ウリは 「蒔釜で茹で上げるうどん」。
薪を斧で切り、それを燃やして特性の釜で茹で上げる。ですから、店内薪の香りが漂い、これがなかなか風情があるのです。
この方法は、香川県のさぬきうどんの 名店「やまうちうどん」 と同じ方式。
「やまうちうどん」も狸が出そうな山の中にあるのですよ。
そんな山の中でも、わざわざみんな遠くから食べに来る。
タケちゃんもそんな店が夢だったのです。
というのは、タケちゃんはやまうちうどんで3年間修行したんです。
今回、やまうちと同じ釜を作るのに200万円かかったそうです。こだわりですなあ。
奥さんの妙さんに、なんでタケちゃんに惚れたの? って訊いたら
「田舎に戻って、うどん屋をやりたいって夢を語る姿が、よかった。
一緒にやってみたいと思った」と言う。
本気で夢を語る男は、かっこいい。 そうゆう男が少なくなったものね。
結婚相手を、ハナから年収や安定した職業で、選別していたら、こうゆう男性は候補に挙がらない。
夢を追いかけるタケちゃんの魅力に、気付く女性がいてよかったねえ。
そして、一緒にうどん屋で生活をしていこうと、決意できることがステキだ。
妙さんは、陶芸作家でもある。ゆったりとした田舎で焼き物を作る生活が好きだそうだ。
このうどん屋さんは、お年寄りや若者たちが、会話を交わす交流の場になっていくようだ。
250円のうどんをすすりながら、話が盛り上がっていた。こんな形の地域活性化もいいなあ。
タケちゃん、奥さんと一緒に頑張ってなあ。
あ、忘れていた!! うどんも めっちゃおいしかった。みなさん、わざわざ行ってみてくださいね。
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