亀の手!を食べてみた。
2010年 06月 05日
うへえー!! キモチワル!!
長さ3センチほどの「亀の手」です。亀から、手だけをぶった切って食べるとは、随分残酷なことでございます。
切られた亀は、一生万年、歩くことが出来ないのですね。かわいそう。
皆さん、どう思いますか? これ本当に亀の手だと思いますか?
実は、潮がひくと表れる程の浅瀬の岩の隙間に群れて生息する フジツボ の仲間だそうです。通称「亀の手」と言われています。
「亀の手」はほとんど売りに出される事がなく自家消費され一般的にはあまり知られてないそうですが、
食通の間では高い評価を得ている素材なんですって。
中身を、楊枝で引っかいて出し食べてみました。クセの無い貝のような味です。
面白いので、自宅に持って帰り、動物好きなナユタに
「これ、トカゲの手だよ」 って見せると、じっと観察して、
「これはトカゲの手じゃないよ。ウミイグアナの手だよ」 などと知ったかぶりを言う。
ウミイグアナとはガラパゴス諸島で、進化した海に潜ることのできるイグアナのことです。
指がくっ付いているので、ナユタはそう推測したのだろう。
それにしても、そんな 絶滅危惧種の足 を食べるわけ無いでしょうが。
さすがの雑食系ナユタでも、ウミイグアナの手は「気持ち悪い」ということで食べなかった。
翌日、ナユタに「実はこれ、貝みたいなものだよ」って種明かしをしたら、
「食べたい食べたい」 と乗る気。
楊枝で中身を出してあげて食べさせたら「海の味がして、うまいうまい」とペロッと平らげてしまった。
さすがだねえ、なんでも食べていけるねえ。以前は庭に歩いているアリンコを食べていたしね。
ナユタは将来、絶対、食べ物に困ることがないな。
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