ディレクター込山正徳の個人的ぼやき


by papanamida

<   2013年 01月 ( 6 )   > この月の画像一覧

ウチの長男は、高校3年で受験生である。
ほとんど勉強していないくせに、大学に行きたいらしい。
先日、センター試験なるものを受けてきた。
今の受験のシステムは、私らのころと大分違う。
センター試験で自分が取った点数を勘案してから、受験する大学を決めてもいいらしい。

長男は「現国」だけが、できたという。
報道によると今年の「現国」は、とても難解な出題がされたそうで、
結果的に長男は「現国について自分の偏差値が上がる」ということで喜んでいた。

他の教科、例えば数学などは、そうとうに低い偏差値だ。
それでも「受験する学部に関係ない」ということで問題ないらしい。
要するに彼には「捨てている科目」も多い。

私は「現国が難解」ということに興味が湧き、
息子にセンター試験の問題を持ってきてもらいやってみた。

1門目の長文読解、『鍔』(刀のつば)を引き合いにして、
日本の伝統文化や歴史について考察している評論なのだが、訳が分からぬ文章だ。
そもそもこの著者は、「人にものを伝えるため」に文章をつづっているとは思えない。
「私は頭がいい。私の難解な文章についてくるならついてこい」というような態度で、
文字が続いていく。
まあ、私がバカだから、ついていけないだけかも知れないが。
ともかく、難しい。読むのが嫌になる。問題の意味もよく伝わってこない。

長男「全ての科目の一番最初が、この難解な問題だから、
   精神的にもキツク感じる受験生が多かったんじゃないかなあ」と言う。

私は、30分ほどで問題を解くのを止めた。
この難解な問題を解いていくのは、付け焼刃の勉強ではできないだろう。
読書が好きで、普段から評論などの文章に触れていないと無理だ。

私 「こんなイジワルナ問題、よくできるねえ」
長男「なんだか、国語だけは昔から強いんだよね」
私 「それは、たぶん幼いころから図書館にしょっちゅぅ連れて行っていたからかもね」
長男「そうだね。よく図書館行っていたね」

長男が保育園に通う4歳か5歳の頃、
ファミレスのメニューに書いてある文字をスラスラと読むのに驚いた。
その時長男に訊いた。

私 「どうして教えていないのに字が読めるの?」
長男「テレビで文字がでるでしょ。あれで憶えたんだ」

なるほど・・・・。
うるさいほどにテロップが入っているテレビ番組、それが影響しているとは。
その後、小学1年でハリーポッターを読んでいたのもビックリした。

母親が家を出ていき、私が離婚したことで、
息子は、より本の世界に逃げ込んでいった、ということもあると推測する。
自分ではどうにもできない現実。本を読んでいる間だけは、そこから逃避できる。

そのつらい時期から、10年余りが経過・・・・・。

「本が好き」で「読解力がある」というのは人生を豊かにしてくれるだろう。
書籍は、簡単に「他の世界」に連れて行ってくれたり、
他人の脳みその中を覗けたりする。膨大な知識の海を泳ぐことができる。

長男は、たとえ全ての大学には落ちたとしても、「読解力を武器」として、
人生を渡っていくことが出来るような気がする。
大学なんて、落ちてもいいし、受かってもいい。
どういう状況でも、納得いく人生を目指していくならば。

下のをポチッと押して下さい。
にほんブログ村にほんブログ村 その他日記ブログ 愚痴・ぼやきへ
にほんブログ村
にほんブログ村 テレビブログ プロデューサー・ディレクターへ

[PR]
by papanamida | 2013-01-27 10:06

徹夜はキツイ。

昨日は赤坂のスタジオで番組の編集作業。
4時間くらいで終わると思っていたら、編集ソフトの互換性が悪くトラブル続き。
パソコン編集って予期せぬトラブルが起こるので、まいります。

結局、15時間、編集室に籠りました。作業終了は朝の4時。トホホ。
この年になると徹夜はキツイっす。

翌日も朝から作業の予定で、帰宅するのが面倒になり、車の中で仮眠。
こういう時のため、車には寝袋と毛布を常備しています。
とあるビルの地下駐車場でしたが、一度もエンジンをつけずに、
つまり暖房を入れずに夜を明かせました。
ジプシー生活、案外楽しいものです。

と言うわけで、本日も赤坂にて編集作業。今日は帰宅します。

番組は、BS-TBS「それがしりたい」で「人工関節最前線」
2月4日よる7時から放送されます。

昨年、TBS「夢の扉+」で放送した「人工関節」が、大変好評だったため、
それに、取材をプラスし構成を変えて、一時間番組に仕上げました。
お時間ございましたらご覧ください。
a0134371_19434418.jpg

下のをポチッと押して下さい。
にほんブログ村にほんブログ村 その他日記ブログ 愚痴・ぼやきへ
にほんブログ村
にほんブログ村 テレビブログ プロデューサー・ディレクターへ

[PR]
by papanamida | 2013-01-17 19:46
世界的映画監督・大島渚さん がお亡くなりになったとのことです。
革新的なテーマに挑み続けた映画人。
個人的には 「青春残酷物語」」「白昼の通り魔」 など初期の作品が好きでした。

監督はテレビのコメンテーターとしても活躍、
「朝まで生テレビ」での激情しながらの論理的発言は、なかなか素敵でした。
脳溢血(または脳出血)で倒れてからは熱心にリハビリをされていました。

数年前、ドキュメンタリー番組の取材で、藤沢のお宅へ数回お邪魔させていただき、
奥様・小山明子さん との日常を撮影させていただきました。
監督は、介護される身となり、言葉を失ってからも、眼光鋭く我々を見つめていました。
その迫力に圧倒されたのを憶えています。

喜寿のお祝いの時は、たくさんの知人が集まったのに興奮し、
「巨人の星」を大きな声でお歌いになりました。あれは不思議なパワーがみなぎっていました。

私生活では、決して家族を怒鳴りつけたりせず、とても穏やかな生活だったそうです。

昭和に活躍した、巨匠たちが、ひとりとひり、あの世に旅立っていきます。
寂しいけれど、仕方のないことです。
大島渚監督、ご冥福をお祈りいたします。

下のをポチッと押して下さい。
にほんブログ村にほんブログ村 その他日記ブログ 愚痴・ぼやきへ
にほんブログ村
にほんブログ村 テレビブログ プロデューサー・ディレクターへ

[PR]
by papanamida | 2013-01-15 23:54

体罰ではない。暴行だ。

とんでもないですね。高校生の指導で、生徒がクラクラするまで30回殴るなんて。
これは、体罰ではなく暴行です。
部活の顧問を逮捕した方がいいですよ。

他人から預かっている子どもを殴るなんて、私には絶対できない。
もし「愛のムチ」というのなら、殴った後に、その生徒をフォローしなければならないでしょう。
精神的にも肉体的にも子供を追いこんでいくことが、どれほど危険か、なぜ気づかないのでしょうか。
逃げ場がなければ、思春期の子どもなんて、簡単に自殺してしまいますよ。
この教師は想像力が無い。権力を粗雑に使う鈍感な男でしょう。

私も、我が子を殴ることが何度かありました。
それにはちゃんとした理由がありました。
その子供の行為を放っておいたら、社会的に認められない人間となってしまうと予想される時だけです。

試合に負けたとか、成績が悪いとか、部屋を片付けないとか、そんなことで殴っていたら、
うちの子たちは、100回死んでしまいますよ。

そして殴った後は、細かく様子を見ますよ。
数時間後には、いいところを褒めてあげたり、抱きしめてあげたり、
一緒に料理したり、して子どもとの一体感を演出しますよ。
そうすることで、叱った内容が、子供の心にスーと入っていくのです。

だいたい、スポーツ部であっても、高校生を殴りながら気合を入れる、
なんて教育法、全く理解できません。
私はそういう運動部的なものから、逃げ続けてダラダラとした青春を送ってきましたから。

スポーツは自分自身との戦いだと思います。
他人からの暴力に、ビクビクとおびえながら続けるなんて成長しませんよ。
また教師も、自分の暴力によって、生徒が成長したと思うのなら、とんだ勘違いです。

最近この曲好きです。斉藤和義も絶対暴力否定派でしょう。
自分の想いは歌に込める。そういう人です。

下のをポチッと押して下さい。
にほんブログ村にほんブログ村 その他日記ブログ 愚痴・ぼやきへ
にほんブログ村
にほんブログ村 テレビブログ プロデューサー・ディレクターへ

[PR]
by papanamida | 2013-01-11 01:58
トホホ。喉が痛いです・・・・。歌い過ぎでしょうか。

さてさて新年会に、昔の知人が集まりました。
その時、あることが話題に上りました。
我が故郷の町(横浜の住宅地で今も私が住んでいます)に
約30年前に存在した、ある喫茶店について。

「紅茶のおいしい喫茶店」、たしか70年代のアイドルが、そんな歌を歌っていましたが、
その喫茶店は本当に、紅茶の美味しい喫茶店でした。
30年以上も前に、フォションのアップルティーなども飲むことができました。
店の名前は「アロマ」。もしかしたら漢字もあったかもしれませんが、
私はカタカナで憶えています。

駅から3分ほどのバス通りにあったアロマ。店内は、深いグリーンに統一。
テーブルも椅子もグラスも灰皿も、全て深い緑色。落ち着きがありオシャレでした。

かかる音楽は、ジャズ、プログレ、フュージョンなどなど。
口数の少ないマスターは音楽好きで、音楽雑誌なども置いてあり、
ステレオのスピーカーは、JBLでした。こだわっていたんですね。

高校生の私は、友人と、そして当時付き合っていた彼女と、頻繁にその店に通いました。
新しいフュージョンのレコードを購入し、マスターに「これかけてください」と頼んだこともありました。
マスターは、そのレコードをかけ、「けっこういいねえ」などと言ってくれました。
この曲を33年前、アロマでかけてもらいました。

メニューの中で一番好きだったのが、 「サンライズ」というアイスティー。
紅茶とオレンジジュースと炭酸が入っていて、色も赤とオレンジのグラデーションになっていました。
当時の価格が、400円だったのを憶えています。
普通の喫茶店では、コーヒーが250円くらいでしたから、ちょっと高かったのです。

さて、新年会で「アロマ懐かしいね」と盛り上がると、
誰かが「マスターがバイクで交通事故を起こしたんだよね」
や「あんなに人気店を閉めてしまうなんて、なにか深い理由があるに違いない」
などと言う。
すると誰かが、
「弥生台(近くの私鉄駅)に、アロマと同じようなメニューの店があったよ」と言い出す。
「あ、その店、アロマのマスターがやっているっていう噂があるよ」とのこと。


2日後、早速妻と確認しにいってきました。
「カフェ ルトゥール」という店。広い通りに面していますが、
ビルの2階、それも奥まった場所にあり、ふらっと入るような店ではないようです。
小奇麗で落ち着いた店内。テーマカラーはグリーンではない。
うっすらとプログレのキングクリムゾンがかかっています。
a0134371_18591071.jpg

メニューには、懐かしの「サンライズ」が!!
ここはアロマに違いない。
注文を取りに来たマスターに、「ここはもともと・・・アロマですか?」と尋ねると

マスター「はい、そうなんです」
私    「懐かしいです。高校生の頃しょっちゅう行ってました。」
マスター「そうですか。」

私    「アロマ、素敵でしたね。私は、マスターによくレコードかけてもらいましたよ」
マスター「ああ、なんとなく憶えていますよ。・・・・そういうことありましたね」
私    「趣味がいい店でした。かかる音楽もカッコよかった」
マスター「音楽好きでしたから・・・・。なんというか、みんな若かったですね。青春ですね」
私    「そうですね・・・・」

マスター「時々、懐かしがってここへ来てくださるお客さんもいますよ」
私    「そうですか」
マスター「●●高校の卒業生がブログか何かに書いたことで、知れ渡ってしまったようです」

ということで、元アロマのマスターは、「元アロマ」を売りに
商売している訳ではなかったのです。
ひっそりと淡々と店を開けている、というような感じです。
プライベートでも、色々なことがあったようで、
「アロマ」という店名を捨てて、この店を開いたようです。

オーダーしたのは、もちろん懐かしい「サンライズ」。
マスター「今のサンライズは、炭酸入れていないんですよ」とのこと。
飲んでみると、オレンジジュースと紅茶の絶妙なハーモニーが喉を潤します。
炭酸はなくても30年前の味が蘇ってきました。
a0134371_1915882.jpg

左がサンライズ。右はアイスロイヤルミルクティ。

ああ、フュージョンを聞きながら背伸びして飲んでいた「サンライズ」。懐かしい。

支払いを済ませる時、マスターは「懐かしかったですよ。お名前をお聞かせください」という。
名前を告げると、マスターは笑顔で「またいらしてください」とのこと。

マスターと私。深い付き合いでもなんでもないのに、
30年ぶりの再会に、お互い嬉しくなっていました。

年を取ると、思い出の確認作業だけでも「楽しいこと」となります。
下のをポチッと押して下さい。
にほんブログ村にほんブログ村 その他日記ブログ 愚痴・ぼやきへ
にほんブログ村
にほんブログ村 テレビブログ プロデューサー・ディレクターへ

[PR]
by papanamida | 2013-01-07 19:18
明けましておめでとうございます。
新年早々にこのブログを開いてくださり、ありがとうございます。

年末は「年賀状書くのは面倒だなあ。こんな慣習やめてしまえばいいのに」
とイライラしますが、
年が明け、ご無沙汰している知人などから、家族の元気そうな写真に、
温かい文章が添えられている賀状がちらほら届くと、
「ああ、やはり素敵な慣習だなあ。だから続いているのだなあ」と感じます。

妻と年賀状をパソコンでプリントしている時、昔話で盛り上がりました。
私 「昔はさあ、プリントゴッコで手がインクまみれになってプリントしたよねえ」
妻 「そうそう、うちにもあったよ。ピカッってひかるの」
私 「原版みたいのを作るとき、ピカッてフラッシュみたいに光るんだよね」
妻 「ほとんどの家庭にあったよねえ。プリントゴッコ」
私 「あったあった。今、ないねえ。懐かしいね」
昭和が懐かしく感じる、この頃です。

昨年は昔のユーミンの曲に癒されました。
ということで、新年早々この曲が思い浮かびました。

下のをポチッと押して下さい。
にほんブログ村にほんブログ村 その他日記ブログ 愚痴・ぼやきへ
にほんブログ村
にほんブログ村 テレビブログ プロデューサー・ディレクターへ

[PR]
by papanamida | 2013-01-02 15:02