ディレクター込山正徳の個人的ぼやき


by papanamida

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ギターを弾いたり、畑を耕したりとノンキなペースで仕事をしていたいのだが、
あちらこちらから仕事が舞い込み、11月12月は超多忙になってしまった。
こんなオッサンに仕事を頂けるなんて、ありがたいことです。
愚痴を言ってはいけませんね。

今テレビ業界は、人材不足のような気がしますよ。
特にディレクターが少ない。
30年前は、テレビのディレクターって、憧れの職業みたいなところありましたけれど、
最近の若者たちからは、そういう声は少ないかもしれません。

テレビの仕事は、徹夜続きでキツイし、なんといってもディレクターになる前の
AD時代にボロ雑巾のようにこき使われる、というイメージが定着し、
敬遠されているのかもしれません。

先日、あるテレビ局のスタッフルームでの話・・・。
20歳くらいのADと二人きりになった。そのADは黒縁メガネで気弱なオタク男。
数日前に派遣会社から派遣されてきた若者だった。

私は外部のディレクターとして、その部屋で編集作業をしていた。
そのルームでは、私はいわばお客さん。

電話がかかってきた。ビジネスホンのけたたましい音が鳴り響く。
いつもは、数人のスタッフが常駐していて誰かがすばやく電話をとる。
しかし、この時はオタクADくんと私だけ。

彼はじっとしていて動かない。こっちは編集作業で忙しい。
ビジネスホンは鳴り続ける。プルルルル、プルルルル。
彼は何も起こっていないかのように雑誌を読んでいる。
ビジネスホンは鳴り続ける。プルルルル、プルルルル。
30秒ほどして鳴りやむ。相手は諦めたようだった。

そして数分後、また鳴った。プルルルル、プルルルル。
彼は動かない。雑誌をめくっている。

あまりにうっとうしいので、お客さんである私が電話を取る。
私「●●番組のスタッフルームですが、あいにく現在スタッフが出払っていますが・・・」

相手は、この番組のベテランADの佐野君(仮)
佐野「ああ、込山さんですか。その部屋に新人ADいますか」
私「ああ、いるよ。」と答え、オタクADに告げる。
私「佐野くんから電話かかっているよ。君に用事があるみたいだよ」
といって私はビジネスホンの保留ボタンを押す。

オタクADは電話を取ると
「あ・・はい・・・はい・・・あっはい・・・」とたどたどしく答えている。


後日、このADになんで電話を取らなかったのか尋ねてみた。
私「あの時、なんで電話を取らなかったの?」

オタクAD「ああ、それはですね。そういう指示は受けていなかったんですよ。
      私は佐野さんから、あの部屋で留守番していろと言われましたから」

その時の私の驚嘆は、みなさん想像できますでしょ。

私「留守番の中には、電話を取ることも含まれているんじゃないの?」
オタクAD「いやあ、まだ僕新人ですから、難しい業界用語とかわからないので・・・」

もう、なんだか宇宙人と話をしている気分になりました。

ということで、ロクでもない奴がテレビ業界に入ってくるほど、人材不足なんですよ。
この話を友人にしたら、「そういう若者ってよくいるよ」という。
そしてすぐ仕事を辞めていくらしい。

そういえば、あのオタクADも一か月もたずに辞めていったそうだ。
その時彼が、上司に語った言葉は、

「僕、テレビ業界が合わないみたいです」
いやあ、情けない、というかアホらしいというか、怒りがこみ上げるというか。

まあ、そんなこんなで、人が育たない。
私みたいなオッサンに仕事が来る、というわけです。
これからも、私は下の世代を育てずに生きていこうと思います。

というと、自分さえよければいいというエゴイストに感じるかもしれませんが、
こういうことなんですよ。

才能があって仕事が出来る奴は、育てなくても育つんですよ。
そういう奴しか、生き残れないんですよ。


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by papanamida | 2012-10-29 01:24
物欲が少ない私だが、最近どうしても欲しいものが現れた。
それはギター。
すでにエレキは3本、アコースティックギターは2本持っているのだが、
私の持っていない種類のギターがある。
それは、ガットギター。クラシックギターともいう。
持っているギターたちと何が違うのか、というと・・・。

エレキやフォークギターは、弦がスチールである。音質が固くてキラキラとしている。
一方、ガットギターはナイロン弦。音質はまろやかで柔らかい。
その音が欲しくなったのだ。

最近、近所の友人とユニットを組んでいる。相手は美容師の男性Wさん。ギターがうまい。
Wさんも私もエレキをかき鳴らしてロックをやっていたこともある。
しかし今、Wさんと私はアコースティックギターを中心に曲数を増やしている。

エリック・クラプトンの「Tears in heaven」を二人で演奏したのだが、
どうもしっくりこない。クラプトンはガットギターで弾いているのだ。

ということで、Wさんは中古のクラシックギターを手に入れた。
それがなかなか音がいい。羨ましい。
その翌週、私は楽器屋に走りガットギターを手に入れた。
それはエレガットというもので、アンプをつなげて音を出せる。
美しい音。心がホッとする温かな音。
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Wさんと私が今、挑戦している曲は、映画ディアハンターの曲「カヴァティーナ」。
一人で弾くべきところを二人で弾く。
もうすこししたら、ジプシーキングスもやりまっせ。


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by papanamida | 2012-10-25 22:44
ウチの末っ子の男の子は中学1年生。
本日、学校主催で合唱コンクールというのがあった。
電車で20分くらいかかる場所の公会堂を借りて開催するので、ちょっとしたイベントだ。
数年前、長男と長女の時に何度か観にいった。

本日、私は仕事の都合で行けなかった。聴きにいった妻によると、
末っ子は、バカなことをせずに歌を歌っているふりをしていたそうで、よかった。

しかしびっくりしたのは、中学一年のくせに、クラス単位で、
「合唱コンクールの打ち上げ」なるものを学校が終わってから、夕方開催するという。
それも、隣駅の「サイゼリア」で行うそうだ。

なんで中学生のガキが打ち上げなんてするんだよ、と怒りオヤジとなります。
ウチの子は塾があったため欠席。というか、私はそんなもの行かせない。
打ち上げなんて、学校で、バンザイサンショウでもしてればいいやん。

まったく今の中学生は、脳みそは小学生のくせにやることは、大人のマネをする。
レストランで打ち上げなんて10年はやいよ。

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by papanamida | 2012-10-18 22:36
今年はビートルズ50周年だそうだ。
1962年にデビューしているから、私とビートルズは同い年。深い縁を感じます。
1970年に解散してしまった。その時は7歳くらい。
私は当時エレクトーンを習っていて、その先生が悲しんでいたのを憶えている。

小学4年の時、近所の高校生のお兄さんに
「ツイストアンドシャウト」と「ロックンロールミュージック」
聴かされ、衝撃を受ける。相当なインパクトだった。
今、二つの曲を聴きなおすとジョン・レノンのカミソリのようなシャウトにやられたのがわかる。

その後、小学校高学年はドイツ軍ナチスの兵隊の模型作りと
ビートルズが趣味という変わった少年となった。
お小遣いで買えるレコードには限界があった。
初期のベスト盤の「オールディーズ」「ラバーソウル」
「レットイットビー」「アビーロード」
を買い込んで擦り切れるまで聴きこんだ。

そのころの近所のピアノの先生の息子と友人だった。
奴もナチスとビートルズに詳しかった。
友人が羽振りが良く、ビートルズのアルバムをほとんど買っていた。
放課後はよく、奴の家でビートルズを聞きながら
ドイツ軍のプラモデルにラッカーで色を塗っていた。

小学校5年生当時の会話再現。
友人「ナチスの親衛隊がゲシュタポでユダヤ人を殺したんだぜ」(正確かどうか知りません)
私「ヒトラーが殺したんじゃないの?」
友人「ヒムラーという奴もいるんだよ」
またある時は
友人「ジョンとポールとどっちが才能あると思う?」
私「作曲はポールの方がスゴイよ。アビーロードの裏面は天才的だよ」

閉め切った友人の部屋でラッカーを使っていると、
自然とシンナーを吸っているような状態になる。
ラリッた頭で、 「ルーシーインザスカイ」を聴いた記憶がある。

友人の母親が部屋に入ってきて
「あんたたち、こんなシンナー臭い部屋でいたら頭おかしくなるわよ!!」
と怒鳴られた。
そんな時もビートルズがかかっていた。

思春期にまだ入っていない「男の子の時代」。
映画「スタンドバイミー」のような時代。
そんなころ深くハマったことは一生続いていく。
私にとってビートルズは、生き方を変えたものかもしれない。


それにしても悪の象徴「ドイツナチス」と
平和のバンド「ビートルズ」の二つにハマっていたというのが、
世間知らずなガキだったんだなあ。おもしろい。

「ルーシーインザスカイ」の面白い映像を見つけました。
この曲は、幻覚の麻薬「L.S.D」を暗喩していることはよく知られていますね。

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by papanamida | 2012-10-13 12:03
福島原発が電源喪失した時の映像と音声が、少しずつ公開されています。
さっさと全部出しなさいよ、東電!!! 今後の事故対応にとって貴重な資料だろうが。

それにしても恐ろしい緊迫感だ。
もしかしたら日本の半分くらいが放射能で汚染されるかもしれなかったから、
それを食い止めようと必死の努力をしていることが伝わってくる。
生きた心地がしなかっただろう。

現場は必至。東電本店は上から目線で現場に指示。
結局、こういうことなんですよね。
上の人間は、安全な場所でのうのうとしていて、
下の人間は、被曝し生命の危険に晒される。
原発の差別構造だ。
私が原発に嫌悪を抱く理由のひとつが、この差別構造かもしれない。

この曲を聞きながら、不条理を考える。キング・クリムゾンの名曲。


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by papanamida | 2012-10-09 22:11
大学時代の軽音の同窓会が終わりましたよ。場所は池袋のライブハウス。

私はギターで参戦。3回もスタジオ練習したのに、私はミスの連発。
VAN HALEN のJUMPなんてギターソロがボロボロでしたよ。
そもそもこんな超絶技巧できるはずもないのだが。
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ギターソロが終わるごとに、謝罪の意味をこめ客席に頭を下げることにした。
それが、好意的に受け取られ、演奏が終わると「おもしろかった!!」との声があり、安心。
下手な演奏でも、楽しんでくれたようだ。よかった。
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私たちバンド以外にも、8バンドくらいがステージに上がる。
宮崎や大分や岡山から、はるばる来た連中もいる。みんな50歳だ。

普段の職業も個性豊か。
児童館の館長。無農薬野菜を作る男。映画音楽の作曲家。ピアノの先生。陶芸家。
高校教師。映像プロデューサー。ポップスの歌の先生。写真家。デザイナー。
みんながんばって、不景気の中、生き抜いている。

多少、薄くなった頭皮と、皺が増えた顔は大目に見れば、20歳代の気分。
30年ぶりのライブにオジサンオバサンは盛り上がる。
みんなリラックスしてロックンロール。

時折 「老眼で、アンプのスイッチが見えない」やら「ロックを2曲歌うと息が切れる」やら
「乗り過ぎて足がガクガク」などとボヤキもこぼれる。

今度は還暦になったころ、やることになるのかなあ。
昔の友達が集まるのはホントに素敵なことだ。

お金で買えないもの、それは青春時代を過ごした時間、そして友人。

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by papanamida | 2012-10-07 12:22
政権に対し、うそ、サギもいい加減にしろ! って言いたくなりますよ。
なんで「2030年代には原発ゼロ」って看板掲げたのに、大間原発の工事再開を許しているのか。
枝野さんも「大間の工事再開は電源開発(Jパワー)の判断」と述べ、容認する姿勢を示した。
「原発ゼロ」なんて、まったくの嘘、でまかせじゃん。
変わらないエネルギー政策に、あきれるばかり。

貧乏な地方にカネをばら撒き黙らせる、という手法。
高速道路などの社会インフラ整備ならば、そういう土建屋と政治の癒着体質に、
「仕方なし」の部分も、少しはあるかもしれない。
しかし、事故が起きたら取り返しのつかない危険な原発に、それをやられちゃあ、たまんないでしょ。

今朝、テレビであるコメンテーターが、
「日本は原発依存度30パーセントですから、原発やめるのは現実的でない」
と言っていたが、現在動いている原発は、日本で一つだけでしょ。
ぜんぜん30パーセントじゃない。猛暑の夏も十分に乗り切れたじゃん。

「原発の発電コストは安い」と言う人もいるが、
原発の発電コストは、再処理などを考慮したら、えらい高いものになるでしょうに。
まして、福島の土地を原発事故によって失ったわけだから、それも、発電コストに算入するべきでしょ。

原発の安全判断も怪しいでしょ。
話は違うが、結局、何度も墜落しているオスプレイだって
「安全が確認できた」って言ってしまうんだから、結局なんでもありなんだよね。

ところで、全共闘世代が、懐かしさで涙する曲を聴いてください。

先日この曲をギターで弾いてあげたら、団塊世代のカフェマスターが、喜んでくれました。
全共闘世代の皆さん!!! 自分の健康と趣味に夢中なのもいいけれど
もっと社会に対して声を上げてくださいよ。

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by papanamida | 2012-10-03 10:14