ディレクター込山正徳の個人的ぼやき


by papanamida

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お天気と視聴率

4月4日の日曜日は、桜が満開でしょう。 しかし個人的にはその日は、出来れば雨か曇りになってほしいのです。
理由は、私の制作した番組が午後2時から放送されるから。
雨や曇りだと、皆あまり外に出ない。家で仕方ないからテレビをつける。そうすると・・・。
視聴率は上がるのです。
私の予想では、今度の番組「あゆの結婚」、晴れたら視聴率6%台。雨なら8%台だと、なんとなく予想する。お花見シーズンですものね。

数字が「ひとけた」なんて随分わびしく感じるかもしれませんが、
日曜日の昼間に、そのあたりの視聴率は、7%とれば合格点なのです。もし「ふたけた」に達したら大喜びですね。
ちなみにゴールデンタイムで「ひとけた」というのは、やばいことです。打ち切られる可能性大です。

それにしても、我々テレビ制作者はこの「視聴率」の数字に一喜一憂するのですが、視聴率には、実は2%くらいの誤差があると言われています。
それなのに、その数字を上げることにディレクター、プロデューサーは知恵を絞ります。
視聴率は、まるで学校の成績表のようにとても大きな意味を持っているものだからです。
視聴率が低ければ、番組が打ち切りです。
数年前、視聴率を裏操作するため、日本テレビのディレクターが、視聴率の機械がある家を探し出し、その住人を買収した事件もありました。
なんだか、あほらしい行為ですが、その気持ち100分の一はわかります。

私に仕事をくださるプロデューサーたちは、視聴率を私に要求することは、あまりありません。
そもそも視聴率の取れるようなディレクターとは、ハナっから思っていないからでしょう。
「視聴率よりも、大事なものを視聴者に伝えようよ」
っていう事をおっしゃってくれてディレクターとしてはありがたいことです。
それでも、私からすると「視聴率の高低」がその番組の存続を左右することもあるので、
なるべく視聴率の高さに貢献したい。
昨年「焼肉ドタンバ物語」というのを放送しましたが、ああゆうグルメと人間ドキュメントを組み合わせたものは、案外視聴率が見込めます。
今回の「あゆの結婚」は純粋な人間ドキュメント、ですから、なかなか予想できません。

このブログを読んでくださっている方は、番組を観てくださると思いますが、それは、視聴率にカウントされません。
でもフジテレビの感想にメールしてくだされば番組の評価が高くなりますよ。
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by papanamida | 2010-03-31 11:20

POLICEと「無謀な貪欲さ」

昨晩NHK-BSにてバンド「POLICE」のライブを放送していて、妻と共に見入ってしまった。
80年代、パンク、レゲエなどをミックスしたいいバンドだった。
下のをペーストしますと、名曲「見つめていたい」が聴けますよ。
http://www.youtube.com/watch?v=021o1wKAWos

昨晩のライブは、2007年のものだった。
ボーカルのスティングは50歳を超えているのに、衰えていないカッコいいオヤジだ。
ギターの人は60歳を越えているのに、ノリノリでギターを掻き鳴らしていた。
複雑なリズムを刻むドラムのテクニックは相当なものだ。
平均年齢がほぼ還暦を越えているというのに、すごいねえ、存在感とかっこよさ。

ギター、ドラム、ベースだけの3人バンドって本当にシンプル。一人ひとりが、うまくないと成立しない。
クリーム、ジミヘン、ベックボガードアピス、ELP、日本ならジョニールイス&チャーなどが、カッコいいトリオバンドとして記憶されている。
それぞれみんな楽器演奏がうまい。

私は「POLICE」の演奏を見ながら妻に「3人バンドって難しいんだよ」と言うと、
「なんで、ケンカしちゃうから」などとピントはずれの応答がおもしろい。
女子大生の仲良しカーリングチームの話とは、違いますねん。

妻は「スティングが、ステキステキ」と小さな目を輝かしていた。
妻は80年代、小林勝也の「ベストヒットUSA」で流していたよう音楽が今でも大好きだそうだ。
フィル・コリンズ、ベイビーフェイスなどなど。栃木の田んぼに囲まれた田舎の中学生だったのに、随分と進んでいたねえ。

80年代は、MTVが全盛で音楽と映像が融合し始めた頃だ。マドンナ、マイケル・ジャクソン、USA for AFRICAなど懐かしい。
私は、音楽好きでなおかつ、大学で映像の勉強していたので、そうした「音楽プロモーションビデオ」を作るのに憧れた。
そして友人のバンドの「プロモビデオ」などを何本か作った。制作費は、居酒屋のアルバイトで貯めた。

不気味な空間を映像化するために、廃墟に不法侵入して撮影したり、代々木公園で無許可で、ギターにガソリンをかけて燃やしたり、
危ないロケを何度もしていた。まあ要するに、いい映像を撮るためなら不法行為も仕方なし、みたいな過激なやり方だった。
「若気の至り」ということなのだが・・・・・。
そんな、 「無謀な貪欲さ」みたいなものって実は大事かもしれない。
いつまでも「無謀な貪欲さ」を持ち続けて、ロックを聴きながらドキュメンタリーを作り続けたいなあ。

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by papanamida | 2010-03-29 11:29
4月4日、放送予定の番組のために、昨日は「音効打ち合わせ」を行った。
「音効打ち合わせ」とは「おんこううちあわせ」と読み、「音響効果・音楽についての打ち合わせ」のこと。
映画などでは、効果音を選び付ける人「音響効果さん」と、音楽を選び編集する人「選曲さん」とは別の場合がほとんど。
しかしテレビ番組の場合、ひとりが両方の作業をすることが多い。

今回、お願いした「音効さん」はMさん。テレビ番組のスタッフロールでちょくちょく名前を観るベテラン。
Mさんとは、今まで5本くらい一緒にしたことがある。なにしろ映像のことがよくわかっている方だ。
それでもって性格がいい。この業界でバリバリと仕事をこなしているのに、すごーく腰が低い。

「音効さん」っていう専門職はセンスが一番重要。
膨大な音楽データが頭の中に入っている。それをあっちこっちから引っ張り出して映像に当ててみる。
番組の意図やテーマを深く理解していないと的確ないい音楽が選べない。
エッジの効いた選曲で番組をキラビヤカに見せることも出来るし、
なるべく控えめに音楽をつけて、生の音のリアル感を大事にする場合もある。
その辺りのセンスは、長年の勘がものを言う。

今回の打ち合わせでは、私はあまり細かいことを要求しなかった。
Mさんのセンスに一任したほうが、いい仕上がりになると確信しているからだ。
私は
「音楽がついていない今、この番組は80点なんです。
Mさんの選曲で100点に是非してください」
とプレッシャーをかけた。
そしたら「宮﨑あおいさんのナレーションで100点になりますよ」なんて、責任逃れをしようとする。(笑)
私は「超一流女優と、超一流音効の対決ですね」とまたまたプレッシャーをかける。
Mさんは、その後「困った困った。難しい難しい」と本気で悩んでいた。
真面目で才能のある職人さんは、こうやって悩む。だからこそ、いいものを選んでくる。期待していますよ、Mさん。
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Mさんの仕事場。何万枚のCDとコンピュータで音を付けていく。

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by papanamida | 2010-03-28 12:08

暗闇の世界・・・・。

先日、NHKスペシャルで
「命をめぐる対話 “暗闇の世界”で生きられますか」
というドキュメンタリーを放送していた。
これが、恐ろしくシリアス、暗い番組でしたよ。こんな絶望的に暗いものを
世の中が浮かれた連休の真ん中で放送するとは、NHKは、ぶっ飛んでいる。
それでも視聴率を確認したら7パーセントも取っている。これは立派な数字と思う。

以下大雑把な内容・・・。NHKから抜粋。

もし、あなたが意識ははっきりしているのに、しゃべることも体を動かすことも出来ず、
自分の意思を他人に伝えることが困難になったらどうしますか?
ある種の難病や脳損傷の患者の中に、こうした
「閉じ込め症候群」や「閉じ込め状態」
と呼ばれる究極のいのちの状態に陥る人が増えている。
全身の筋肉が動かなくなる難病を患う照川貞喜さんは、頬のわずかな動きをセンサーに
感知させることで意思を伝えている。
しかし、照川さんが頬でパソコンを操作して綴った要望書が、今、大きな波紋をよんでいる。
「完全な“閉じ込め状態”になったら死なせてほしい。
闇夜の世界では生きられない。
人生を終わらせることは“栄光ある撤退”であると確信している」

照川さんの要望に我々はどう答えればいいのか。人間が生きるとはどういうことか。
照川さんの訴えに深い関心を抱いたノンフィクション作家の柳田邦男さんが、
照川さんを訪ね、「いのちとは何か」を巡って半年にわたって対話を行った。

とある。

興味深かったのは、柳田邦男さんが、照川さんに
「家族や社会のためにも生きることが価値のあることだ」
というように伝えると、照川さんは、こうゆう文章で返した。
「柳田さん意見がわかりません。家族のために生きるのは酷な話です」と。

柳田さんの息子は自殺で命を絶っている。そんなことも起因してなのか彼は、
「人間は、なんとしても生き抜くべきだ」という主張を持っている。

私は、柳田さんの主張を「健康で生きている人間のちょっと身勝手な意見」だと思った。
「闇の中で生き続ける辛さ」への想像力が欠けていると感じる。

随分と、卑近な例を挙げさせていただくが、数年前に私はバイク事故にあって両足を損傷した。
右足は骨折、左足はざっくり切った。その日に全身麻酔で手術。
意識が戻るとベッドに身体が固定され、(麻酔で動けなかったのかも) 尿道に管を通され、
半分植物状態みたいな感じで24時間以上。寝返りもうてない。
寝返りがうてないことの辛さというのは、半端ではないのですよ。腰、尻あたりの痛みが、永遠と果てしなく続く。
意識はあるから、「なんとかしてくれ!!」って心の中で叫び続けていましたよ。
(ちなみに、今はちゃんと歩けます。走れます。バイクは妻から禁止されました)

柳田さんも、シミュレーションで植物状態を経験してみたらよかったのに。
流動食を胃に送られ、うんこ、おしっこを奥さんにやってもらって口もきけず、寝返りもうてない状態を
3日続けたら、「もうカンベン、死なせてください」って懇願するはずですよ。
そんな簡単に「人は命を存続していることが重要だ」なんと軽口叩けないはずですよ。

ちなみに、私は柳田さんの著作を何冊か拝読しておりまして、尊敬する大先輩だと思っています。
生意気なこと書いてしまって失礼しました。ゴメンナサイ。
この番組は柳田さんの意見があってこそ、問題定義が明確になった。
柳田さんが、患者と交わす構成が、功を奏していた。

前にも書きましたが「海を飛ぶ夢」っていうスペイン映画は、このようなテーマで傑作でした。
「潜水服は蝶の夢を見る」という映画も、このテーマだったが、私は「海を飛ぶ夢」のほうが好きだ。

私が、 「閉じ込め状態」になったら、すぐに死なせてくださいね。

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by papanamida | 2010-03-27 03:00
4月4日放送予定の番組の本編集で、都内の編集室で久しぶり徹夜しました。

主に、スーパー入れ の作業です。画面に現れる字です。あれが、最近多くて、時間かかるんですよ。
出ている人の喋っているのを一字一句、スーパーにするとなると、本当に大変。
字の書体やら、色やら考えるのも、結構時間かかる面倒な作業なんですよ。
目がしょぼしょぼしてきますよ。
私が関わってきたようなドキュメンタリー系の番組では、20年前は、一時間に80枚前後だったような気がします。
そのころは、場所とか人の名前とかがほとんどで、喋る内容をスーパーにしなかったから、少なかったのですよ。
今は、一時間に300枚くらい入れるんじゃないかなあ。あーー、大変だあ。

私の場合、今回なんて、番組にアシスタントさえいないですからね。全部一人ですよ。
(外部のスタッフはいますが)

カメラ回して、運転して、編集して、構成して、テープ運んで・・・ディレクターして。
あれれれれ考えてみれば「ディレクター」って言葉は、 「人に指示する」からディレクターなわけで、
私みたいに、指示するスタッフもほとんどいないのは 「ディレクター」じゃないですね。
スタッフロールでは、ほとんど「演出」という肩書きにしています。

「ドキュメンタリーなのに、なんで演出なの?」って不思議に思う方もいるとおもいますが、
実は、ドキュメンタリー作品は制作者の意図が、メチャクチャ入り込むものなのですよ。
ひとつの出来事に対して、誰が、追いかけ、誰が、構成をたて、誰が、編集をしたかによって、まったく違うものになるのです。
そうゆうことで
「ドキュメンタリーとは、事実を取材した映像・音声を元に、新たな映像作品を創造していくもの」
また「その映像作品を観てもらうことで、制作者が何かを伝えること」
というふうに捉えていただいたほうが、私はいいと思います。

それは、事実を捻じ曲げて作品を作るというのとは、別の次元の話なのですが。
とにかく、「何かを取材しよう」と思っただけで、それは100パーセント制作者の意図があるわけですから。

ちょっと違う話かもしれませんが、
小沢一郎を 「朴訥だがとっても魅力的で信頼できる男」 として描くことも出来ますし
小沢一郎を 「金に汚い、薄汚いオヤジ」 として描くこともできます。

ドキュメンタリーというのは、そうゆうものなのです。ですから、武器にも毒にもなりえるのです。
もっと深く語りだすと、紙面が足りないので今日はこのへんで。

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by papanamida | 2010-03-26 00:17
番組の宣伝させて下さい。
主人公の「すがやあゆみさん」とは、私がシングルパパで大変なときに出会いました。
2005年に「あゆの恋 泣かない、めげない、くじけない」をフジテレビ「ザ・ノンフィクション」で放送。
障害を持った女性の恋愛を描き、大きな反響がありました。

そして今回、長期取材を敢行し、「あゆの結婚 泣かない、めげない、くじけない」の放送がフジテレビにて決定しました。

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by papanamida | 2010-03-23 22:41
中国人の友人からメールが届いた。

「お久しぶりです、元気にしていますか。
もうすぐ日本での留学が始まります。25日に金沢へ行くことになってます。
機会があれば、日本でお会いしましょう。
込山さんやご家族のみなさんは元気に過ごせるように、祈っています。」


随分と丁寧な日本語の文章に、うれしく思う。
メールの差出人は、伍くん。一昨年、私が北京で取材をした時、a0134371_1223278.jpg
通訳兼アシスタントとして、番組制作を手伝ってくれた若者だ。
その時、伍君は19歳。北京在住の日本人の紹介で知り合った。
そして私は、初対面の中国人の伍君と3週間、寝食を共にした。
取材雑費を抑えるため、北京市内にマンションを短期でレンタルし、そこで彼との共同生活。
日本のドラマで日本語を勉強した伍君。日本語もまあまあ上手だった。
私が冷蔵庫に買っておいた物はほとんど彼が食べてしまう食欲旺盛な男だった。

そんな彼がある夜、シャワールームに閉じこもり大声をあげ泣き叫んでいた。
時々、壁をどんどんと殴りつけながら泣き続けている。悔し泣きだろうか。尋常じゃない状況だ。
私には当初、原因がわからなかった。
しばらくしてシャワールームから出てきた彼に「伍君、大丈夫、つらいことがあるの?」と訊ねると
「すいません、心配おかけしまして。故郷の両親のことを思い出して泣いていました」
という。
「え、ご両親は元気なのでしょう?」と私。
「元気です。両親は、私を育ててくれ北京の大学に通わせてくれました。
 大きなお金を私にかけています。私のことを大事にしてくれます。
そのことを思い泣いてしまいました」
と言う。親の愛情を感じて泣いてしまう、ずいぶんと優しい息子なんだなあ。

伍君の故郷は北京から1000キロ以上離れた町。父親は貿易の事業、
母親は医師だというのだから、上流家庭に育ったのだろう。
それでも両親から受けた恩義を思い出すたびに泣けてくるらしい。
中国のほとんどの若者は、伍君のように、両親のことを本当に大切に感じている。
痰を地面に吐くのが日常化している、ある意味ガサツな国民性だけれど、
「親子の情」については、日本人を超えているなあ、と思った。

そんな伍君が、この春から留学生になって金沢で生活するという。
彼の夢は、日本と関わりのある仕事につき、立派になって両親に恩返しをすること。
久しぶりに、伍君に会いたくなった。金沢に今度、遊びに行こうと思う。

伍君!!!
今回は、安い居酒屋でおごってあげるよ。
10年後は、大金持ちになって私を北京に招待してくださいな。

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by papanamida | 2010-03-23 12:25
このところ、「ベンジャミン・バトン数奇な人生」や「7つの贈り物」など、超メジャーアメリカ映画に裏切られている日々が続きました。
といっても、全てWOWOWで観ているんですけどね。
一昨年に話題になった日本映画「クライマーズ・ハイ」を昨日、観ました。
これが、2時間20分間、まったく飽きさせない、久々の傑作でした。
以下、解説・・・。
1985年、群馬県御巣鷹山で起きた日航機墜落事故をめぐって
翻弄(ほんろう)される地元の新聞記者たちの姿を描く社会派ドラマ。
実際に記者として日航機墜落の取材をした作家・横山秀夫が自らの体験を反映した同名小説を、
映画『金融腐蝕列島 [呪縛]』の原田眞人監督が映像化した。
地元新聞社の熱血漢デスクを『ALWAYS 三丁目の夕日』の堤真一が演じたほか、
『殯(もがり)の森』の尾野真千子ら実力派が集結。感情が激しく交わる濃密な1週間の人間ドラマに圧倒される。
・・・・とある。

スクープを狙う新聞社内のゴタゴタ、言い争い、権力闘争のシーンがリアルだ。
役者たちが、すごくいい。堤真一の魅力には圧倒された。
遠藤憲一という役者の存在感がすごい。二人のケンカのシーンもいい。
でんでんっていう役者。おじいさんになったけどいい味出していたよ。殿山泰司を彷彿させる。
新聞社内の世代間ギャップみたいのが面白い。
彼らから何度も出てくる言葉「大久保・連赤」というのは、
前代未聞の連続殺人「大久保事件」と連合赤軍の「浅間山荘事件」のことだ。
この時代、二つの大きな事件を経験した上司たちは、常にそのことを部下に自慢。
「無線なんか、なくても歩いて記事を送るんだ」みたいな精神論を部下に無理強いシーンなんて、
「こうゆうオッサン、いるいるいる」って相当リアル。
出演者が多くても、それぞれの個性が発揮されている。

携帯電話もパソコンもインターネットも普及していない25年前、
マスコミの現場って、ほんとうに汗水たらして取材していたんだなあ、って改めて思う。
仕事に情熱をかける男たちのかっこよさをたっぷりと堪能できました。

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by papanamida | 2010-03-22 11:36
先日WOWOWで映画「7つの贈り物」を放送していた。
主演ウィル・スミスっていうんだから、
なんだか感動映画の雰囲気がすると思い、鑑賞した。
解説には・・・・。
『幸せのちから』から再び、主演ウィル・スミスと監督ガブリエレ・ムッチーノが挑んだ感動のヒューマン・ドラマ。
過去と折り合いをつけるために究極の贈り物を用意した主人公が、あるものと引き換えに他人の人生を変えようとするプロセスを描く。
複雑な人間性と命の尊さを温かく繊細(せんさい)に演じたウィル・スミスに心を揺さぶられる。

とあるのだが・・・・。

大雑把に言うと、自分の運転する車の交通事故で妻や他人を死なせてしまった男の贖罪。
自分の財産や身体を、「困っているけど良い人に」捧げる段取りをつけて自殺してしまう、という内容。
そんな、単純なストーリーなのだが、時間軸をばらばらにし過去と現在が入り混じり、わざと判りにくくして物語は進んでいく。

こうゆう構成って馴染めないんだよね。最初の20分は「謎めいた展開」にわくわくしながら観ていくんだけれど、
それが一時間以上もタラタラと続いていくと、「脚本家の思い上がり」に感じてきてしらけてきてしまうんだよ。
脚本家が、「わかりにくいだろ、わかりにくいだろ、ついて来れるかな。でもこれがオシャレなのさ」なんてほざいていそうだ。
ミステリー自体を楽しむ映画ならばそれも面白い。
例えば映画「メメント」なんて時間軸を逆転していて、脚本の巧妙さに脱帽した。
でも、今回のような「感動映画」にその手法を使いすぎると、気持ちよく観られないんだよね。
観客って、二時間も緊張感は持続しないのだから、構成を複雑にしすぎるのは方向性が違うと思うね。
今回だったら、ウィル・スミスの苦悩や行動から、観客は「人生」や「愛」を感じるのが、
目的なのだろうが、構成が複雑すぎて、無理だったよ。

まあ、映画の構成って難しいんだろうけどね。
特に、ハリウッドなんて、いろんな人が、脚本をこねくりまわしていくのだろうし。
単純な構成だけれど感動したっていうような映画、イタリア映画の「自転車泥棒」みたいなものが観たいなあ。

なんだか、自分のことは棚に上げて、私も生意気なことを、ぶちまけていますね。
単なる「いやみオヤジ」にならないよう気を付けます。

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by papanamida | 2010-03-21 10:04

ぼんやりと井上陽水

昨日は、自分の体調、精神状態が、とっても珍しい状態だった。
朝から、眠い、だるい。目を開けていることすらケダルイ感じ。
4月4日放送予定の番組の編集で追い込まれているのだが、一向に進まない。
これはマズイ。気晴らしにと、妻の買い物に同行。しかしスーパーの駐車場に着くなり、シートを倒して寝てしまった。
春の柔らかい日差しが車内をポカポカにしてくれて、フワフワと意識を失う。
気分が悪いわけではない。なんか一日中、フワフワしているのだ。ただ、やる気が出ないのが困る。

原因は、薬だ。危ない薬ではない。違法なドラッグではない。
花粉症の薬を昨日は、朝から服用していた。仕事の意欲さえ奪ってしまう、薬。怖いですね。

ということで、本日は、薬服用していません。朝から編集作業、はかどっています。
やる気、気力、出てきました。

昨日、ぼんやりとした頭で、井上陽水の「決められたリズム」を聞いたら涙が溢れてきました。
素晴らしい名曲ですね。以下、ユーチューブで聞くことが出来ます。是非。
http://www.youtube.com/watch?v=zFSEj_p3QiU

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by papanamida | 2010-03-19 13:13