ディレクター込山正徳の個人的ぼやき


by papanamida

いまどき、反戦ロック? 忘れてはいけないことがある。

昭和7年生まれの母の生まれ育ちは東京深川だった。
戦時中は母親と6人の弟妹と共に甲府へ疎開した。
その間、父親(私の祖父)は、深川の自宅に残っていたという。

東京大空襲で、その父は亡くなった。
家族の暮らした深川の街は、米国の焼夷弾によって焼き尽くされた。
母は、戦争によって大好きだった父親を失い、家を失い、全てを奪われたと、こぼしていた。

大正15年生まれの父は、十代のころ、戦争に駆り出され、朝鮮にて通信兵をしていたそうだ。
戦争によって高等教育を受ける機会を奪われた。
父からは 「そういう時代だったから仕方ない」 という諦観の言葉も聞かれたが、
心の底には、戦争への嫌悪があったと思う。

両親は二人とも戦争を憎んでいた。
戦争は絶対にしてはいけない、と耳にタコができるほど私に語っていた。
というように、戦争によってひどい目にあわされてきた世代の戦争への嫌悪感は深い。

それを聞かされてきた我々の世代は、その感覚が大分薄まってきてしまっている。
そのまた子供となると尚更だ。
戦争を知らない世代が増えている。というか、人口のほとんどを占める。
戦争の記憶が薄くなるから、また戦争を始めることにブレーキがかかりにくくなる。

最近、ユーチューブで、この曲に出会った。近年に珍しい反戦ロックだ。
50回転ズ、というふざけたような3人バンドの「戦争と政治家」。
ロックンロールに乗せたストレートな歌詞が、胸に刺さる。
広島と長崎が、でてきたところで、グッときてしまった。

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by papanamida | 2012-12-27 12:15