事故調査報告書でた。流れよ変われ!!!
2012年 07月 05日
公的な文書にて、原発事故を人災と位置付けたのは画期的なことと思います。
福島原発の事故調査委員会の報告書にて。
「何度も事前に対策を立てるチャンスがあったことに鑑みれば、
今回の事故は『自然災害』ではなく、明らかに『人災』である」
(国会事故調の報告書)
事故調は、「事故の根本的原因」について、
「歴代の規制当局及び、東電経営陣が、それぞれ意図的な先送り、不作為、
あるいは自己の組織に都合の良い判断を行うことによって
安全対策が取られないまま、3月11日を迎えたことで発生した」と断定。
つまり、東電と原子力安全委員会など規制当局が、
津波や地震対策が必要であると分かっていたのに、
対応を先延ばししたと指摘。対策を取っていれば、
「今回の事故は防げた可能性があり、想定外ではなかった」と厳しく批判。
そして、事故の原因は津波だけではなく、地震にもあった。と言及しています。
要するに日本中の原発が危ないということです。
それなのに、この報告書が提出される前に、大飯原発は動き始めてしまった。
なんというタイミングの悪さ。怪しい。
この報告書が出たことで、世の中の流れが変わってくることを切に願います。
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