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ディレクター込山正徳の個人的ぼやき


by papanamida

「君が代」チェック。

江戸時代、キリスト教徒かどうかチェックした踏絵みたいだねえ。
大阪で、教職員がちゃんと 「君が代」 をうたっているかをチェックするなんて。

 今月2日に大阪府の公立高校で行われた卒業式で君が代斉唱の際、
校長らが教職員の口元を実際に歌っているかどうか“監視”していたことが
13日、府教育委員会などへの取材で分かった。
学校行事での君が代起立斉唱の義務付けは、大阪市の橋下徹市長が
府知事時代に主導して条例化したもの。
高校の関係者からは「人権侵害」との声も上がっている。


どっちでもいいじゃん、そんなこと。といい加減な私は思ってしまう。
歌っているかどうか、人の口元をチェックするなんて、あまりに安っぽい。

横浜市で育った私は、小学校中学校時代、
社会党政権だったから「君が代」を歌ったことがない。
今も、歌詞が時々怪しい。

それでも別段「君が代」に抵抗があるわけではない。
子どもの入学式や、格闘技の試合前など、君が代斉唱の時は、きちんと立つ。
歌っているような、歌っていないような感じで、その時間は過ごす。

リズムが一定してなく、雅楽の音階が不思議な「君が代」は。
西洋の国家と比べると異彩を放っていて、それはなかなかいいと思う。

オリンピックなどの国際舞台で「君が代」がかかると、
その場が、シーンと静まるような空気になる。
闘争心をアオルような外国の国歌よりも数段、上品な感じがする。

ある人たちにとって「気に入らない曲」というなら歌わなくでも仕方ない。
「歌え。歌え」と無理やり歌わして、どうなるものでもない。

もっと、緩やかに物事を進められないものだろうか。

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by papanamida | 2012-03-14 09:59