ディレクター込山正徳の個人的ぼやき


by papanamida

怒らない若者たちが、日本をダメにする。

一昨日、大学時代の旧友と久しぶりに会って話をした。
彼は現在、大学や専門学校で、放送や映像の講師をしている。
日々、20歳くらいの若者たちと接している彼が言う。

「今の若者は、総じて欲望が少ないんだよね。
時代のせいだと思うが、仕事で成功してお金を儲けたいとか、
そうゆう欲望が少ない。おれらのころとは全く違う。
それと、社会の不正義に対しても感度が鈍いんだよ」

例えば・・・・。

彼が授業であるドキュメンタリー映画を見せたそうだ。
内容は、イラクに派兵されるアメリカの若者を追ったもの。
州兵として仕事についた若者たちが、国の方針でイラクに送り込まれてしまう。
戦争なんかと無縁だった素朴な青年が、
イラクで人殺しに加担していく不条理を描いたものらしい。

そんな衝撃的なものを観ても、ほとんどの生徒の心には響かないのだそうだ。
寝ている学生もいるらしい。
そんなシリアスなものより、彼らが乗ってくる話は、
バラエティ番組を賑わす芸能人の裏話なのだそうだ。
そういう気楽な話しか、受け付けない。

オヤジのぼやきかもしれないけれど、
こんなんで、果たして日本は大丈夫なのかあ!!!


携帯ゲームに没頭して、コミュニケーションをとらない。
海外旅行は怖そうだからと、国内の温泉旅行に行く。
職場で、上司に怒られると翌日、会社を辞めてしまう。
なるべく困難は避けて生きていこうとする連中が増えた。

でも若者を責めたててもしょうがない気もする。
そういう若者を生み出してきたのは、日本の社会なのだから。

シビアに社会をみたら、怒らなければならない事柄は山ほどある。
経済至上主義、格差、原発、年金破綻・・などなど。
全共闘世代が若ければ、ヘルメット被って鉄パイプを持ち、国会に突っ込んでもおかしくない。
それなのに、今の若者たちは、まったく怒っていない。

若者には怒ってほしい。
純粋な心だからこそ見抜ける真実がある。
不器用な方法がかえって感動を生むことがある。


こんな時代に、この曲が心に響いた。
ちょっとうるさいかもしれませんが、ぜひ歌詞をじっくり聴いてみてください。


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by papanamida | 2011-11-18 19:58